+100,000 Square Feet. Rows and Rows of Slot Machines. And lots of Signal Dropouts.
巨大なカジノ会場では、複数の建物にまたがる複雑な形状と距離の課題がありましたが、RF VENUE製品の製品群の中ら、Diversity FinとCX 22アンテナ、Optix Series 3 RF over fiber optic システム、4 ZONE アクティブアンテナコンバイナー、DISTRO4アンテナディストリビューションアンプが完璧なソリューションを提供してくれました。
ニューキャッスルカジノは、1998年にオクラホマ州ニューキャスルにオープンした112,000平方フィートの施設で、ブラックジャック、3カードポーカー、アルティメット・テキサス・ホールデム、バカラなど14種類以上の人気テーブルゲームと、3,000以上の電子ゲーム、さらにレストランやスポーツバーなどから成り立っています。会場は4つの大きな建物にまたがっており、廊下でつながっているため、お客さまに楽しんでいただくスペースが十分に確保されていることは言うまでもありません。このような規模での施設運営は、現在行われているプロモーションやコンテストを常に把握し、受賞者を発表することで、お客さまを飽きさせないようにしたいと考えているカジノのマーケティング・プロモーション・マネージャーにとって大きな課題でした。 しかし、このような用途に使用されるワイヤレスマイクは、距離や建物の形状が不均一なため、ドロップアウトが発生することがありました。幸いなことに、RF VENUEの製品を採用することでこの問題を解決することができました。インテグレーターのAVL System Design社(Mark & Stacy Pierce所有)は昨年、ニューキャッスルカジノの新しいワイヤレスアンテナおよび信号分配システムの設計と設置を請負いました。それ以来、ドロップアウトは過去のものとなっています。
「ワイヤレスマイクは、カジノが実施するすべてのプロモーションをお客様に知っていただくための素晴らしい方法ですが、建物のサイズとレイアウトが原因で音声が途切れることがありました」と、AVL System Designの入札見積もり・プロジェクト管理ディレクターであるSteve Covey氏は説明します。「数千フィートの距離を、建物ごとに異なる天井高で、マイクを持って端から端まで歩いても、シームレスな音声を保証する方法が必要だったのです。」
ゲーム機の上部が天井に届きそうな中央棟では、IDFのメインクローゼットも設置されていますが、RF Venue社の壁掛け型Diversity Fin®アンテナ5台(設置場所の色調に合わせて黒4台、白1台)とCX22アンテナ1台が、複合空間全体の信号伝搬を保証してくれています。ビル間やビル内の距離が離れている部分では、RF Venue社のOptix Series 3 RF over fiber(RFoF)変換トランスミッタとレシーバのペアを使用して対応しています。 RF信号を光に変換することで、北館・南館と中央館のIDFクローゼット間の高価で扱いづらく損失の大きい同軸ケーブルを不要にするアンテナ延長システムです。Optix Series 3では、1310-nm波長のシングルモードファイバーケーブルを使用し、ほぼ損失なく最大10,000mまで伝送することが可能です。「Optixシステムは、このプロジェクトで搬送しなければならない最長距離(南棟から中央棟まで1,000フィート以上)のRF信号を、レイテンシーなく伝送することができました」とCovey氏は述べています。「Optixシステムがなければ、膨大な量のケーブルとケーブルの伝送時の損失を補うために、信号を途中でブーストする為の多くのアンプが必要だったでしょう」